世界に一つだけの花

僕たちは、世界に一つだけの花。めいっぱい宇宙に向けて咲き誇ろう!

以前、「人間は二度生まれる」で投稿しましたが、このサナギ・ブログ良いとこ取りの人生哲学のコンセプトは「自分を生み変える」です。
まったく新しい私を自分自身でプロデュースすることができるのです。

そのためには、自分自身を知る、つまり自覚することが大切です。

意外と自分のことはわからないものです。
自覚し、本当の自分に出会うと、自分の人生の目的がくっきり見えてくるはずです。

ここで、『図解 世界一わかりやすいマーフィー「お金」と「幸せ」の法則』から少し抜粋してみます。

図解 世界一わかりやすいマーフィー「お金」と「幸せ」の法則

「人間は二度生まれる」という言葉をご存じでしょうか。もちろん初めは母親の胎内から。もう一度は、本当の自分に出会い、人生の目的をしっかりつかんだときのことです。
人によっては、母の胎内から生まれたままで、大切な二度目の生まれ変わりを経験していない場合もあるようです。

ギリシャの哲学者ソクラテスは、“汝自身を知れ”という有名な言葉を残しています。この言葉は、人が生きる上で永遠の課題といってもよいほど、味わい深く、重い意味を含んでいいます。自分のことがわからなければ、この素晴らしい世の中のできごとがすべて雲散霧消してしまうからです。

人は誰でも、大自然の一員として自分がなすべき使命や目的をもって生まれてきたのです。SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」のように、この地球にあなたと同じ人は一人も存在しないのです。この事実だけでもスゴイことです。私たち一人には、咲かせるべき自分だけの花があるのです。

 

自分自身の本当の夢や願望、能力などを再発見するということは、とっても重要なことです。

このブログの「自覚:Have・Do・Beで夢探し」で紹介した、

① Have  何が欲しいのか?

② Do    何をしたいのか?

③ Be    どう在りたいか?

のリストを作ってみるだけでも、本当の自分の一部分でも見えてきますので、是非お試しください。

ここで、もう少し同書から引用してみます。

「現代人はなんでも知っている。ただ知らないのは自分のことだけだ」と、世界的な歴史学者のアーノルド・トインビーは言っています。

私たちは、仕事がうまくいかなかったり、試験に落ちたりすると、自信を喪失し、他人と自分を比較して劣等感にさいなまれたりします。劣等感とは、自分が他人より劣っているという自己評価です。でもその評価をしたのは自分。絶対的なものではないのです。しかし、いつまでもマイナスの思いに囚われていると、潜在意識はその思いを増幅し、さらによくない状況を実現化します。

他人がよく見えたり、自分の欠点が気になりだしたら、マーフィーのこの言葉を思い出して下さい。「劣等感を直してくれる人は、この世にたった一人しかいない。それはあなた自信だ」

かけがえのない自分、この世でオンリーワンの自分を認めて下さい。建設的で調和のとれた意識をもつことが、マーフィーの「幸せ」の法則にかなっているのです。

 

私たち一人ひとりは、ちっぽけな存在かもしれませんが、宇宙の一員という観点からも、かけがえのない存在です。

無目的で生まれてきた人など、誰一人としていません。
私も一時期、随分経験しましたが、自分を他人と比較して、他人の尺度で自分をおとしめるのは自分を苦しめるだけです。

書籍で紹介されたSMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞を少しだけ抜粋してみます。

色とりどりの花

花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた
ひとそれぞれ好みはあるけど
どれもみんなきれいだね

この中で誰が一番だなんて
争うこともしないで
バケツの中誇らしげに
しゃんと胸を張っている

・・・

そうさ 僕らは
世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい

誰にも気づかれないような野に咲く一輪の花も、結婚式場に飾られる大輪の花も、誰に躊躇することなく、堂々と咲き誇っています。

自然界には数え切れないほどたくさんの種類の花があり、それぞれが誇らしげに太陽に向かって咲いています。

海に泳ぐ魚も、マグロだから立派だとか、イワシだからたいしたことないとか、そんな尺度はありません。
魚すべてがマグロだったら、何ともバランスのおかしい世界です。

私たち人間もどこかが劣っていようが、秀でた能力がなかろうが、何らかの目的をもって生まれてきているし、人生で咲き誇る権利を有しています。

私たちはそれぞれ違う種をもち、しかも、まだまだつぼみかもしれません。
世界に一つだけの花を咲かせることに一生懸命になってみようじゃありませんか。

それにしても、あらためて聴いてみると、「世界に一つだけの花」っていい曲ですね。


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