まだ寒い日が続いていますが、あちらこちらでレンゲを発見する季節。
この前、田舎でレンゲの花を飛び交うミツバチを見つけた時は春を感じました。
自己実現
夢を叶えよう
なりたい自分になる
やりたいことをやって成功する
こういう言葉をよく耳にします。
本屋の成功本や自己啓発関連コーナーには、こんな文字列がたくさん並んでいます。
ただ、
夢?
なりたい自分?
うーむ・・・
ここで立ち止まってしまって全く前へ進めなくなってしまったのです。
「やりたいことをやろう!」
といわれても、やりたいことがよくわからない!
「なりたい自分になろう」
といってもなりたい自分像がボヤーッとしてる!
私の「夢探し」はこうして始まりまったのでした。
大人になってからは、
「夢」
「なりたい自分」
「やりたいこと」
について真剣に考えたことがほとんどなく、
それまで惰性で生きてきてた自分に気づいた時は、
さすがにちょっとショックでした。
今から思えば、
この瞬間が私の人生にとっての目覚まし時計が鳴った瞬間だったと思います。
そう、その時イモムシを卒業しようと決心したのでした。
年齢なんて関係ない。キッパリ!
目覚まし時計が鳴った瞬間、その時がサナギになる時。
それまではイモムシゴロゴロだったけど、
理想の人生を生きるのに、後悔」「あきらめ」「手遅れ」
ということはないはず。
今から10日ほど前にTwitterであるおばあさんと出会いました。
その方は1934年生まれ、御年73歳。
64歳でパソコンを習い始められ、今年に入ってからTwitterでつぶやき始められたとのこと。
その文面ににじみ出る人格と知性、そして活力。
「私はまだまだ青いっ!」と自分に言い聞かせたのでした。
「7つの豊かさ・その1【夢】」
の記事の最後の方でも紹介しましたが、
5年後のモミジを見るために、
今、苗木を植える86歳のおばあちゃんにも感服しました。
いずれにせよ、
数年前やっと目覚めた私は、
自分自身の「夢」や「願望」は何なのかを一生懸命探し始めました。
夢も願望もまだ手にしていないので、頭の中のイメージでしかありません。
ですから、
まず手始めに、夢や願望を目に見える形にアウトプットしてみたのです。
やり始めてみると、全く新しい世界が広がりだしたときは今でもよく覚えています。
漠然としていたものが徐々にクリアになり、現実味を帯びてくるのです。
自分の内面がアウトプットされるにつれ、
客観的に自分を見つめることができて、
とても新鮮な驚きがたくさんありました。
さて、
アウトプットの仕方ですが、、
書籍『人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック』が大変参考になりました。
次の3種類で分けて書き出しみると、自分自身の夢や願望がより具体的に見えてきます。
① Have 何が欲しいのか?
② Do 何をしたいのか?
③ Be どう在りたいか?
ここでの目的は、ありのままの自分を認識すること、つまり「自覚」することです。
まだまだ自分自身の人生哲学を築いて行くための最初のステップに他なりません。
ですから、全く気負わず、こうだったらいいな!をどんどんアウトプットしてみましょう。
下に例を記してみます。
① Have | 何が欲しいのか? | イメージ |
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② Do | 何をしたいのか? | イメージ |
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③ Be | どう在りたいか? | イメージ |
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上記はあくまでも例です。
自分の心の底から沸き上がってくるものを書き出すことが重要です。
人の夢は参考になりますが、自分の動機に直結するものでないと意味がありません。
リストの右側に「イメージ」の欄がありますが、文字だけでなく、写真やイラストなど右脳に直接訴えるものもあれば、より効果があります。
例えば欲しい車や家、理想とする人の写真、あるいは絵心のある人は、将来の自分の姿やすみたいところの風景を画くのも良いでしょう。
それでも、なかなかリストアップできない!という方、「自覚」していくためのツールはたくさんあります。
逆の方向から考察してみるのです。
①欲しくないもの
②したくないこと
③なりたくない姿
こうやってリストアップした結果の対極が願望になるわけですから、試してみられたら良いと思います。
これ、意外と面白い方法なので、また別の機会にもっと詳しくお話ししたいと思います。
夢実現のための「夢」探し
理想の自分を見つけるための本当の自分探し
目覚まし時計で目が覚めたと同時にサナギになって最初にすべきこと、それが「自覚」することです。
まずは、自分を知ることから始めましょう!