1月5日の仕事始めと共にスタートした今回の扁桃腺炎は、根性で握りつぶそうとしましたが、なかなかそうもいかず、とうとう気管支炎も併発し、ここに来てようやく落ち着いてきました。
幸いにも高熱が出なかったので、特に仕事に支障をきたすこともなく、なんとか乗り越えられそうです。
ちまたでは、新型インフルエンザも流行しはじめてるとのこと、最低限、うがいと手洗い、そしてマスクは常備しておきましょう。
また、ビタミンCの補給は欠かせません。
母の里がミカン農家なので、この時期の我が家には、ミカンやキンカンなどの柑橘系が常備されています。
その時、その土地で採れたフルーツは時にクスリになってくれるので、ありがたい存在です。
さて、今回のお題は「中庸:君子は和して流せず」
ちょっと難しそうに聞こえるかも知れませんが、内容自体はそうでもありません。
以前、「中庸:「答えは一つ」という錯覚」でも紹介した守屋洋著『[新訳]大学・中庸』から少し引用してみます。
君子は和して流(りゅう)せず、強なるかな矯(きょう)たり。中立して倚(かたよ)らず、強なるかな矯たり。
君子は、まわりの人々と協調しながら、自分を見失って流されることはない。つねにまん中に立って偏ることはない。これこそ本当に強い生きかたである。
「矯」という字も強いという意味。だから、「強なるかな矯たり」で、ほんとうに強いという意味になる。ここでは、「中庸」にかなった生きかたをそういう表現でほめたたえいているのである。
では、どんな生き方が「中庸」にかなっているのか。
第一は、「和して流せず」である。『論語』には「和して同ぜず」という有名なことばがあるが、「和して流せず」もほとんど同じような意味である。人間が社会的な動物であるからには、「和」が過剰になると、まわりの雰囲気に流され、人の意見に引きずられて、自分を見失ってしまう。そうなったのでは、「中庸」からはずれることになる。
第二は、「中立して倚らず」である。まん中に立とうとすると、どうしても左右からの圧力によってどちらか一方に偏してしまう。そうなったのでは、やはり「中庸」を得ているとは言えない。
上記の内容は、昔から私の理想的な生き方、つまり人生哲学です。
中庸の考え方は、言ってることはとても簡単なのですが、いざ実行に移すとなると、「軸」と「バランス感覚」が必要になります。
そう、ちょうどヤジロベエのように。
軸とは、しっかりとした価値観、志、信条、ミッションステートメントなどのようなもの。
バランス感覚は、人格、知識、勇気、決断力など。
軸が貧弱だったり柔らかかったりすると、前を向いて立っていることさえできません。
また、どんなに強固な軸をもっていたとしても、バランス感覚がよくないと、倒れてしまいます。
この軸がしっかりしており、バランス感覚がうまくとれている状態がまさに自立。
そんな男になりたいなと、思う今日この頃。
ちょっと健康状態がよくないと、精神的にも萎えたりするものですね。
そんな自分自身を激励する意味でも、今回はこんな内容になってしまいました。
今回もお付き合いくださり感謝です。
よき週末を!
さなさん、こんにちは(*^-^*)
このところシンクロが続いています、正に「バランス感覚」「中庸」について考え、想いをめぐらせていました。
私も体調が良くなく、やはり心の偏りがあって、そういう機会を得たのだな(こんなところまでシンクロ^^)と考えていました。
そして、私の心のよりどころ、中心となるコアはやはり心の安定、平安にあるのだなぁ、とまた本当の自分自身を取り戻しつつあります。
今日は「9・風」で私の銀河の音とシンクロしていますが、精神的なことに頼りがちな太陽の音を持つ私にとって、とても大切なことをまた思い出させていただき、感謝です。
お体、温かくしてお大事になさってくださいね。^^。
美夏さん、おはようございます^^
コメント、ありがとうございます。
私もTwitter始めて一年以上が経ちますが、TL上に流れてくることばや、会話の中にシンクロを感じることが多々あります。
自分にとって最も必要なアドバイスだったり、気付きを与えてくれます。
体調、よくないのですね。。体のバランスが崩れると、心のバランスも崩れがちになりますよね。
私も正月早々から崩しておりましたが、ここに来てやっとこさ心身ともに充実し始めました。
最初から全力疾走はできないので、まずはウォーミングアップくらいの気持ちで、自分自身の中の「中庸」(軸とバランス感覚)を見つめていこうと思っています。
「中心となるコアは心の安定、平安」、本当にその通りですね。
ちょうどこのテーマについて友人と話していて、それに関してもブログで考察してみようと思っていたところです。
まさにシンクロですね!
今回のブログ「「今・ここ」について」すごくよかったです。
これも私にとってシンクロでした。
いつも感謝です。
どうぞ美夏さんも、お大事になさってください^^