私は普段からパソコンはMacで、携帯はiPhoneを愛用しています。
ここまでインターネットが普及した今、私にとってパソコンや携帯電話無しでは何ともいかんともしがたいというのが現状です。今もこうやってキーボードをポコポコとたたいて情報を発信でき、有用な情報をゲットできるのもインターネットのおかげです。
ところで、話は急に20年以上前にさかのぼります。
私の大学の卒論のテーマは組織論でした。具体的には「企業の理想的な組織のあり方について」だったのですが、当時、私は小宇宙といわれる人体の仕組みを組織の理想的な形として、色々考察していました。
約60兆個の細胞が一糸乱れず、自分(個々の細胞)の役割分担を全うしながら有機的につながって全体を作り上げているという事実。
「One for all. All for one.」が完成している一つの有機体。
人体を構成する細胞は企業組織においては一人一人の職員。
脳は社長を中心とするブレーン、血液循環システムは給与システム、
もちろん、人間に心があるように企業にもハートがなければいけない・・・
などなど色々頭を巡らせましたが、なかでも神経系統は企業においては何に当たるんだろうって一生懸命考えた記憶があります。
稟議書?回覧板?辞令?会議?命令?目安箱?うーむ?!
インターネットがまだまだ一般的ではない時代の話です。
今改めて考えてみると、メールやブログ、ツイッター(Twitter)などのコミュニケーション・ツールがまさしくグローバルかつスピーディな神経系統かなと!
数人の小さな企業であれば、直接言葉や行動でコミュニケーションはとればいい話ですが、会社が大きくなればなるほど、数と時間と空間の制約で、全体の意思疎通はそう簡単ではなくなります。
ここ数年で、iPhoneなどのスマートフォン、またインターネットができる高機能携帯が出てきたことによって、ますますその役割の重要性が加速しています。
そんななか、ここに来て鳩山首相やソフトバンクの孫社長がTwitterを始めたことにより爆発的につぶやく人たちが増えてきています。
(谷垣自民党総裁は拒絶していますが・・・)
私もこの「ゆるくつながるというコミュニケーション・スタイル」、数ヶ月前からやっています。
最初はこのTwitterの良さがよくわかりませんでしたが、最近になって、「スゴイかも」と思い始めました。
空間的にはグローバルに!時間的にはスピーディに!ということが願われる時代に、Twitterは最適なのかも知れません。
つぶやける文字数はたった140文字で、中にはどうでも良いようなつぶやきもありますが、つぶやきの中にその人の思考とおかれた現状が詰まっており、共鳴できる人々とゆるくつながることによって、様々なインプットやインスピレーションが得られるのです。
Twitterって、人体でいう神経細胞(ニューロン)をつなぐシナプスのような役割なのかなと思います。
多数の思考(脳)がTwitterで有機的につながることによって刺激を与え合い、より良い効果やインスピレーションを生み出す。
まさしく人間の脳のような働きをしていくようになるのではと感じます。
私の脳がTwitterによって大きく拡張されていく!というようなイメージでしょうか!
ソフトバンクでは、孫社長の指示で社員2万人全員がTwitterを始めるそうです。
社長というブレーン(脳)に社員の思考(神経)をつなげてより良い効果やインスピレーションを生み出そうと試みているのでしょう。
孫社長も「知の共有は外脳を持つことと同義」という表現をしていましたが、まさに社内だけでなく、ユーザーやアンチの人なども含めて、よりよい企業としていこうとしている努力なんでしょうね。
私たちの人体も、体中に張り巡らされた神経を通って伝わってくる情報を脳で的確に処理し、判断しながら日々の生活を営んでいることを考えると、うなずけますね。
私はまだまだヒヨコのさえずりのような段階ですが、新時代コミュニケーション・ツールとしてのTwitterの可能性を今しばらくは楽しみたいと思っています。
スゴイ時代になったものです!
のお~!!すごい情報を有難うございます~!
早速、見てみます!「ツイッター」^0^/
私も最初は半信半疑でしたが、やってみて、それなりの人たちをフォローし始めると、その人たちのつぶやきの中に様々なインスピレーションや示唆を与えられ、リアルタイムで自分の思考(脳)が拡張されていくのを感じました。