このブログのタイトルは、「サナギ・ブログ良いとこ取りの人生哲学」です。
URL:blog.sanagi.com
なぜサナギ(sanagi)なのかというのは、二つの観点があります。
一つ目は、サナギそのものの特徴です。
昆虫の幼虫は、成虫に変態するときに一時的に「サナギ」(蛹)になります。
以前の投稿「サナギの不思議!」でも紹介しましたが、サナギってホントに不思議です。
まず、親である成虫から卵として生み落とされます。
卵からかえったイモムシは、自分の意志で葉っぱをかじり、地を這う生活をしながら成長していきます。
そして、いつぞやか、また卵に戻ります。それがサナギです。
そこで劇的な変化が第二の卵であるサナギの中で起きています。
全ての組織を作り変えながら、全く新しい自分を生み出しているのです。
あんなちっちゃな生き物が自分で自分を生み変えるというワザをやってのけるのです!
私たち人間が、物理的にサナギになったり、羽が生えることはありませんが、実は、その思考方法やライフスタイル、性格、運命さえもガラッと変えることができるのです。
以前の投稿「人間は二度生まれる」でも書きましたが、
自分の出生に関しては誰にも頼んだ覚えはありません。
自分が望む望まないにかかわらず生まれてきたということです。
でも、だからと言って、親や他人の人生ではありません。
「私の人生」なのです。
ここで、
たくさんの示唆に富む言葉でちりばめられた本から少し抜粋してみます。
芸能人なども絶賛するものだから一時期ブームになった『神との対話』という本です。
神がいるいないにかかわらず、
神を信じる信じないにかかわらず、
たくさんのインスピレーションを与えられた本です。
以下、引用
世界には犠牲者もなければ、悪人もいない。誰も、他者の選択の犠牲者ではない。ところがあるレベルでは、あなたがたはみんなで唾棄(※だき)するものを創り出している。創り出したということは、それを選んだということだ。
(中略)
すべての責任を引き受けたときにはじめて力を得て、ほんの一部でも「変える」ことができるようになる。
「こんな目にあう」のは、何か、あるいは誰かのせいだと考える限り、どうすることもできない。「わたしの責任だ」と言ったときはじめて、それを変えられる。
自分がしていることを変えるほうが、他者がしていることを変えるよりずっと容易だ。
なにごとであれ、それを変える第一歩は、選んだのは自分だと認め、受け入れることだ。個人として責任があると思えなければ、わたしたちはすべて一体であるという理解を通じて、認めなさい。それから、間違っているからではなく、ほんとうの自分にふさわしくないからという理由で、変化させる努力をしなさい。
何かをする理由は、ひとつしかない。宇宙に向かって、自分が何者であるかを示すことである。
そうすれば、人生は自己の創造になる。あなたがた人生を使って、真の自分、こうありたいと願ってきた自分を創造する。また、ある行動を拒否する理由も一つしかない。それが自分にふさわしくなくなった、という理由だ。その行為が、あなたがたの真の姿を表さない(representしない、つまりふたたび存在させない:re-presentしない)からである。
正しい自分を示したいと願うなら、永遠のなかに映し出したいと思う自分にふさわしくないものはすべて、変えていくよう努めなければならない。
※唾棄(だき):つばを吐きすてること。転じて、非常に軽蔑して嫌うこと。
私たちは、自分で自分を変えることができ、創造することができ、運命を切り拓いていくことができるのです。
そういう意味で、「サナギ」なのです。
マハトマ・ガンジーの言葉。
信念が変われば、思考も変わる
思考が変われば、言葉も変わる
言葉が変われば、行動も変わる
行動が変われば、習慣も変わる
習慣が変われば、人格も変わる
人格が変われば、運命も変わる
二つ目は、「s・a・n・a・g・i」というスペルです。
私が今まで勉強し、実践してきたことをまとめ、わかりやすくフローを作ってみて、浮かび上がってきたのが、「s・a・n・a・g・i」というキーワードだったのです。
【自覚】s:self-awareness
【受容】a:acceptance
【習慣】n:new habits
【実行】a:action
【成長】g:growth
【自立】i:independence
この6項目に関しては、今後、少しずつ順を追って考察していきたいと思います。
2つの観点よく観察してますね、素晴らしい。
一歩でも近づくよう私も努力します。
sanagiのキーワード出来すぎ(^^)
人生に偶然はないというけれど、言葉にも偶然はないのかも・・・生物としてのサナギの神秘さは人間に生きることの神秘さを教えてくれていたのですね。
生活の雑務に追われてしまいやすい現代、山や海の大自然にはなかなか触れられなくても、動物や植物、身近な自然に触れることが本来の感性を敏感にしてくれるようです。
sanagiのキーワードは奇跡的でした。
サナギの不思議はホントに神秘的です。
いずれは書籍にしていく予定です。