ここ数日、けっこう肌寒い日が続いています。
まさに梅雨寒って感じですね。
そうこうしているうちに6月。
このサナギ・ブログ、結局5月は2回しか更新しなかったってことになります。
ま、その分、仕事をがんばったってことで、6月も前向きに、いや前のめりに行きたいと思います。
さて、今日のタイトルは、「気=エネルギー:病気でなければ健康か」です。
以前の投稿「母からもらった贈り物(Gift)」でB型肝炎闘病中だということを投稿しましたが、本人は闘病とは思っておらず、ほとんど健常者と変わらない生活をしています。
肝炎という病気は、疲れやすいということをよく聞きます。
確かにそれはあります。
でも、私は「肝炎=疲れやすい」と結びつけることはしません。
疲れているのは、一生懸命仕事をしたから!と思うのが習慣になっています。
考えてみれば、私自身、肝炎のみならず、肘部管症候群(去年)、自律神経失調症の一歩手前(30代)、自然気胸(20歳)、リュウマチ熱(2歳)、、ちょこちょこと病気を経験してきているので、「病気」や「健康」にはとても関心があります。
特に、今から10年ほど前、単身赴任生活をはじめると同時に体質改善のために、運動を始め、食事を変えてみたことがあります。
当時は身長188cmにして、66kgしかなかった体重が、1年で75kgまで増え、それまでよく風邪を引き、咳き込んで気管支炎になっていた体質も改善され、とても健康体になりました。
その間に肝炎を発病し、今に至っているのですが、「自分は健康体」という意識と、基本的な食生活、運動などはずっと続けているところです。
ここで、「健康」に関するおもしろい定義を手帳にメモってあったので、それを引用してみます。
以下、ジェームス・スキナー著『成功の9ステップ』より
医師はもともと病気の専門家である。ありとあらゆる病気の定義を持っている。しかし、健康のことともなれば、ほとんどは回答不能になってしまうだろう。
ほとんどの人は健康を「病気ではない状態」と定義している。しかしそれは、「馬は象ではない」と言うようなものだ。馬については何も知ることはならない。
ここで、健康という言葉をきちんと定義しておくことにしよう!
健康とはエネルギーである。それだけのことだ。自分の生活を送り、夢を追い求め、仕事をし、遊び、愛し、奉仕をする無限のエネルギーを持っていれば、それで健康である。疲れていたり、病気だったり、やつれていたりすれば、健康とは言えない。
このフレーズは、4年ほど前に出会ったのですが、「病気でない」=「健康」と思い込んでいた私にとっては、とても新鮮でした。
「病気でない」=「健康」すなわち「病気」=「健康でない」
という方程式は当てはまらなくなるわけです。
「健康=エネルギー」
たとえ何かの病気を持っていたとしても、心の持ちようなんだと!
前回の投稿でも書きましたが、まさに私の尊敬する中村天風さんの
「人生は心一つの置きどころ」
ってやつです。
日露戦争の時、諜報員として満州の地で死線をかいくぐりながらも、奔馬(ほんば)性結核で死にかけた天風さんが辿り着いた「積極的人生」の境地。
私自身も、何回か病気と付き合ってみて、心と体は密接にリンクしていると痛感しました。
次は、別の書籍から健康の定義に関するフレーズを引用してみます。
以下、高橋和巳著『自分を育てる』より
専門用語が出てきましたが、やはり一番重要なところは、
「五感が生き生きとして、心が喜びに満ちている状態」
これが健康の定義です。
つまるところ、
「健康=エネルギー」
と同じことです。
病気、元気、やる気、根気、血気、怒気、天気、空気、雰囲気、、
病気になるにも元気になるにも、「気」って大事ですよね。
[1] 生命•意識•心などの状態や働き。
1) 息。呼吸。「—が詰まりそうな部屋」
2) 意識。「—を失う」
3) 物事に反応する心の働き。「—を静める」
4) 精神の傾向。気質。「—が強い」
5) 精神の盛り上がり。気勢。「復興の—がみなぎる」
6) 気分。気持ち。「—が楽だ」「—が乗らない」
7) あれこれ考える心の動き。心遣い。心配。「どうにも—になる」
8) 物事にひきつけられたり、人を恋い慕ったりする気持ち。興味。関心。「彼女に—がある」
9) 何かをしようとする、また何かしたいと思う心の動き。つもり。「どうする—だ」「やる—がある」
[2] 天地に生じる自然現象。空気•大気や、水蒸気などの気体。「山の—」
[3] あたりに漂う雰囲気。心に感じる周囲のようす。「陰鬱(いんうつ)な—が漂う」
[4] ある物がもっている特有の香りや風味。「—の抜けたビール」
[5] 昔、中国で1年を24分した一つの、15日間。さらに3分した一つを候といい、気は3候からなる。節気。
上記の辞書の意味を見てみても、私たちの心も体も、そして大自然も全て「気」に左右されています。
先ほど、
「健康=エネルギー」
と出てきましたが、
別の角度から見れば、
「気=エネルギー」
とも言えると思います。
ということは、その「気」をコントロールできれば、エネルギーに満ちた健康的な生活が送れるのではないかと。
最近、ちょっと体調を崩しがちになっている私自身、ちょっと原点に立ち返る必要があると思い、今回は「健康」をテーマに書いてみました。
特に梅雨時はただでさえ体調を崩しがち。
エネルギー(気)に満ちた日々を過ごすためにも、体に優しい食物を摂り、体を動かしながら、積極的な「気」持ちで、何事にも取り組んでいきたいなと思う今日この頃。
今日も全国的にぐずついた天「気」ですが、これも「気」の持ちよう。
恵みの雨。
やまない雨はない。
今日もこんな感じで^^v
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