今日は朝から田舎の子どもたちが大騒ぎをしているようです。
中二の長女は、すでにサンタ=家族だということに気付いています。
小五の次女は、一週間ほど前、「え?もしかしてサンタさんってお父さんとお母さんなの?」って妻に尋ねてきたそうですが、今朝の電話の調子だとまだ信じているようです。
小二と幼稚園の息子たちは、間違いなくいると信じ切っています。
そんなこんなで、今日は子どもたちには嬉しいクリスマスの一日。
大人にしてみれば、やるべき事てんこ盛りの年末。
考えてみれば、来週の今日はもう元旦なんですね。
同じ一週間でもこの年末年始やお盆って、昔からどうも時間が歪んでいるような気がしてなりません。
いつもと流れの速度が違う気がするんです。
過ぎてみればあっという間なのですが、これから正月まではけっこう時間があるような感覚があるんですよね。
「時間」って何なんでしょうかね。
それで「時間」について色々哲学してみたことがあるのですが、しっくりと腑に落ちたことがありませんでした。
そんな中、最近ツイッター知った『13の月の暦ガイドブック』という本に大変興味深い内容があったのです。
ちょっと引用してみます。
時間について考えてみたことがありますか?
子どもに時間について教えるとしたら、何を教えますか?
放射状の時間って?
時間が過去から未来への直線を進んでいると思っていませんか?
では、今とは何でしょうか?何万光年も離れた星の光を見ているあなたは、過去を目の前にしています。また過去の文化や歴史、環境の積み重ねがあってこそ、現在のあなたがあるのだし、そんなあなたが将来への期待や不安を抱きながら、今という時のこの世界を見ているのです。
放射状の時間というのは、永遠に生まれ続ける「いま」という時に、あらゆる過去も未来も折りたたまれていて、今というポイントの意識を通じて過去とも未来ともつながっていることを言っています。
時が心に属するとは?
恋人と過ごす楽しい時間、つまらない話につきあわされる時間、時計で計れば同じ一時間だとしても、一人ひとりが感じる時間の長さは、状況によって全く違います。
人は、今というこの瞬間々々に世界を認知し、反応し、その相互作用の中に自らの世界を作り続けています。その世界に変化・動きをもたらすものが時間なのです。
心を通して世界を見つめ、心が世界を創造する。その世界の変化は、時間を通して心が感じるものなのです。
何かに熱中すると時を忘れますよね。
気がついてみれば「え!もうこんな時間」ってことよくあります。
小学校の時は休み時間に遊んだドッジボールはあっという間に時が経つのに、授業はとても長く感じられたものでした。
「時間」って、過去・現在・未来と直線的に考えてきましたが、自分を中心として、「今」が放射線状に広がっているという考え方には、目からうろこでした。
結局、私たちが過ごす時間も、見てる世界も、心が感じ、創り出しているものということなんですね。
大掃除の時間、家族との時間、恋人との時間、勉強の時間、ストレス解消の時間、、
今週一週間、あっという間かも知れないけど、心の持ちようで、とても充実した時間になるはずです。
私自身、この土日は、今年中にやってしまわなければならないことを、大きなものから片付けていく、そんな期間となりそうです。