そろそろ紅葉も赤の度合いをさらに強め、冬支度をはじめている今日この頃。
朝の底冷えが日増しに強くなっていますね。
さて、話は少しだけ過去にさかのぼります。
この夏のお盆明け、田舎から東京に帰ってきた次の朝、妙に左手薬指と小指がしびれることがありました。
最初は、左手を下にして変な寝方をしたのかなくらいの軽い気持ちでした。
が、丸一日経ってもシビレがとれないし、ちょうど右側頭部の頭痛がひどかったので、もしかしたら脳梗塞の疑いがあるのではないか?という周りの人の勧めで、頭部のCTスキャン、頭部、頸椎部のMRI、筋電検査などの精密検査をしました。
私の父もまだ現役で仕事をしていますが、2回脳梗塞で倒れているので、私自身もちょっと心配でしたが、結局、医師から聞いた病名は、「肘部管(ちゅうぶかん)症候群」というものでした。
初めて聞いた病名だし、最初はよくわかりませんでしたが、そのまま放っておくとちょっとちょっと手が不自由になるかなとの判断で、今日入院し、手術をすることになりました。
最初の頃は、持っているお茶碗を落としたり、顔を洗っていて、左手小指が鼻の穴にグサリと刺さったりでしたが、今は少しずつその不自由さも慣れては来ています。
人間の体はうまくできていますよね。
どこかが不自由になると、それ以外のところがうまくサポートしてくれるのです。
肘部管症候群の症状などは、病院からいただいた資料がとてもわかりやすかったので、それを引用してみたいと思います。
ということで、今回のブログは、私自身のメモ書きと日記の意味も込めて書きたいなと思います。
以下、監修:日本手の外科学会広報委員会、制作:エーザイ株式会社の資料「肘部管症候群」より。
肘部管症候群とは?
肘で尺骨神経に圧迫や牽引などが加わり生じる神経の障害をいいます。
症状
麻痺の進行により症状が違います。初期は小指と環指(薬指)の一部にシビレ感が出現します。麻痺が進行するに伴い、手の筋肉がやせてきたり、小指と環指(薬指)が変形を起こします。
実際に握力計で握力を測ると、右手は55kgあるのに、左手は40kgくらいに落ちていますし、シビレは少なくなっているものの、左手の不自由さは増している気がします。
仕事や趣味でPCのキーボードを叩くことが多いのですが、AやSのキーが押しづらいのは確かです。
さらに引用します。
原因・病態
肘の内側において、尺骨神経に何らかの原因で慢性的な圧迫や牽引が加わることにより発症します。例えば、神経をホジしているバンドやガングリオンなどによって神経が圧迫され、慢性炎症をおこします。指示関節が老化して変形し神経が障害されることもあります。手術所見では、圧迫が加わった近位には神経が腫大しているのがみられます。その他に、小児期の肘の骨折による変形のため、大人になってから起こることもあります。
診断
肘部の内側を叩くと小指と環指(薬指)の一部にシビレが走ります。肘部骨折の既応がある場合にはX線写真で肘部の外反変形がみられます。X線写真で異常が見られない場合は、他の原因を探す必要があります。
治療
薬物の投与などの保存療法が成功しない場合は、尺骨神経を圧迫しているバンドの切離やガングリオンの切除をします。神経の緊張が強い場合には、骨をけずったり、神経を前方に移動させる手術を行います。肘の外反変形を種手術的になおす場合もあります。
ホントにいろんな病気があるものですね。
私にとって手術は、「告白:私の弱点は脇腹です」でも投稿しましたが、自然気胸で2回やっているので、今回が3回目です。
約5日間ほどの入院になりますが、これはこれで受け入れて、まな板の鯉で全てをゆだねてこようかなと思っています。
逆にこの時間を有意義に使おうかなと。
私にとっての節目のような時期に、人生や日々の生活をふりかえりながら、色々総括してみるのも良いし、普段なかなかできない読書をしたり、来年や将来の構想を練る良い機会かなとちょっとしたワクワク感もあるので、楽しんでいこうと思っております。
手術をして、また心地よい元の生活に。
原因が分かってよかったですね(^^)。
術後の回復も順調でありますことをお祈りしてます。
お大事に。(*^-^*)
Mikaさん、コメント感謝です。
健康を害したり、体調を崩すと普段考えないことを色々考える良いきっかけになりますね。
今回はそんな期間でした。
ありがとうございます!